なぜプログラミングは
英語で学ぶべきなのか

Opinion: Why should you learn programming in English?

Treemind Academy | Sept 1, 2021


Treemindの教育部門Treemind Academyでは、「英語とITを同時に学ぶ」を特徴としています。
最近では、小学校からプログラミングを学ばせるという動きや英会話教室の需要が更に上がっていることなど、
プログラミングと英語を学ぶ重要性は日本でもやっと明確になってきました。

ですが、なぜプログラミングを英語で学ぶ必要があるのか。その点について解説します。

コードと英文はほぼ変わらない

プログラミングとは、コンピュータにどう行動するべきかをプログラミング言語を使って指示することです。
これは人に言葉を使って何かをするよう指示することと同じです。

そして、そのプログラミング言語は私たちが話す言葉をベースに、人間が読みやすいように作られています。
特にPython言語は、その読みやすさを重視しています。

例えば、以下のようなPythonのコードがあります。

if name == “太郎”:
	print(“Hello Taro!”)
else:
	print(“You’re not Taro! Who are you?”)

これを日本語で書き換えると

もし(if) 名前(name)が “太郎” に等しい(==)なら:
	「やあ、太郎!」(“Hello Taro!”)と表示(print)する
それ以外は(else):
	「君は太郎じゃないな!君は誰?」(“You’re not Taro! Who are you?”)と表示(print)する

このようにほとんどのコードはそのまま英文として解読できるようになっています。
そのため、英語が読めるとコードの理解スピードも同時に上がります。

英語の情報量の方が圧倒的に多い

言うまでもないと思いますが、プログラミングに関する情報は、英語のものが圧倒的に多い
日本語での解説動画やブログページがないわけではないですが、英語のリソースの数と比べると非常に少ないです。

プログラミングの素晴らしいところは、膨大なコミュニティによって成り立っているということです。
オープンソースのライブラリ、チュートリアル動画やブログ、セミナーの多くは無料で提供されています。
しかし、そのほとんどが英語です。

残念ながら、これはプログラミング以外にも多くの学問に関して言えることでしょう。
この点はプログラミングを学ぶ上では(特にこれからプログラマーを目指すという方には)、
英語で情報を取得できないという時点で世界より圧倒的に情報量・スピードで負けています。
Treemindでは、言語によって作られてしまうこの壁を取り除きたいという想いで活動しています。

Treemind Academyとは、英会話とIT教育が合体した教室

英語でプログラミングを学ぶのは、ハードルが高すぎと思う人も多くいるでしょう。
そのため、Treemindの講師は完璧な「バイリンガル」であるという点を重視しています。
各生徒の英語のレベルに合わせて、英会話の感覚で日本語・英語をバランスしながらプログラミングを学び、
英語で理解を確認し、質問することによって、英語力とITリテラシーの両方を習得することができます。